2008年8月23日土曜日

タージ・マハルに行ってみたい


イスラム建築で思い浮かべるのはやっぱりインドにあるタージ・マハルだ。真っ白な外壁と豊かな曲線、完璧なシンメトリーが強烈な印象を与える。これは17世紀にムガール帝国の皇帝が亡くなった妻のために作った霊廟なんだそうだ。皇帝の墓ならエジプトのピラミッドや日本の天皇陵など、権力を誇示するような巨大建築物はたくさんある。だけど、これは皇帝が妻のために作ったものだから、エゴのかたまりみたいなもの。愛のかたちといえば聞こえはいいかな。だからこそ、これほどまでに美しい建物になったのだろう。

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