2008年9月27日土曜日

ケルン大聖堂に行ってみたい


ドイツのケルンにあるゴシック様式の巨大な大聖堂で、ゴシック様式の建築物としては世界最大だそうだ。現在の建物は3代目で、1248年(日本は鎌倉時代)に建設がはじまり、途中200年間ほど中断、完成したのは1880年(日本は明治時代)。600年間以上もかかったことになる。なんともスケールの大きな話だ。当初からこれだけの時間がかかることは想定されていたのだろうか。だとしたら、建設を決めた人、設計した人などは、自分が生きている間に完成したものを見ることができないとわかっていたということで、それってどういう思いだったんだろう。そんなに長いスパンで何かを計画するなんて、考えられない。

2008年9月20日土曜日

エアーズロックに行ってみたい


オーストラリアの真ん中あたりにあるウルル-カタ・ジュダ国立公園内に、ウルル――俗にいうエアーズロックはどでんと鎮座している。世界で一番大きな一枚岩だと覚えていたが、じつは同じオーストラリアの西にあるマウント・オーガスタスが一番で、エアーズロックは二番らしい。とはいえ、周囲は約9km、高さは地上348m。面積は東京ドームの102個分、高さはサンシャイン60(239m)より100mも高いのだから、じゅうぶん大きい。こんな巨岩がどのようにしてできあがったのか、ウィキペディアに「ウルルの形成される過程」というのがあったが、読んでもまったく理解できなかった。自然は不思議だ。ところで、エアーズロックは「地球のヘソ」とか言われているが、命名した人は間違いなく出ベソだろう。

◆読みたい◆
オーストラリアの不思議100
オーストラリア100の常識
物語オーストラリアの歴史―多文化ミドルパワーの実験

2008年9月16日火曜日

ヴェネツィアに行ってみたい



ヴェネツィアはイタリアの北部、アドリア海の最深部に位置する。街じゅうを運河が縦横に走り、そこを行き来する船が交通手段。バスやタクシーはもちろん、警察や消防もボート仕様で、自動車は通行不可。自転車も走れないというから驚く。そんな生活が長きにわたって継承されているなんてにわかに信じがたいが、実際に行ってもしばらくは信じられないような気がする。歴史的な自然や建物を守るより、伝統的なや文化や習慣を守るほうがずっと難しい。ヴェネツィアが美しいのは、見た目ばかりではなく、そこで暮らす人々によって継承されてきた生活があるからだろう。

◆読みたい◆
ヴェネツィア―水上の迷宮都市
迷宮都市ヴェネツィアを歩く
ヴェネチア・北東イタリア―海洋都市国家の足跡

2008年9月12日金曜日

万里の長城に行ってみたい


万里――というのは長さを表しているんだけど、日本と中国とでは《里》の長さが違うらしい。日本では1里は約4km、中国では約500m。だから日本で「万里」といったときは40,000kmだけど、中国では5,000kmになる。で、実際の長さはというと、6,352km(出展:ウィキペディア)。だから中国では「万里」は誇張表現ではないということになる。ちなみに東京-大阪間は直線距離で500km。東京から6,352kmも行くと、なんとハワイまで行けてしまう。万里の長城まで行くよりも、行ってから端まで行く距離が長いなんて、数字ではわかるけどなんだか信じられない。

◆読みたい◆
万里の長城 攻防三千年史
長城の中国史―中華vs.遊牧六千キロの攻防

2008年9月9日火曜日

イースター島に行ってみたい


イースター島はチリの首都・サンディエゴから西へ3,700キロ――まさに絶海の孤島と呼ぶにふさわしい場所に位置する。ここで独自の文化が生まれ、巨大なモアイ像がたくさん建造された。このモアイ像がなんの目的で作られたのかというのは、他の遺跡と同様、よくわけらないんだけど、それよりも、どのようにして運ばれたのかが謎とされている。なんせ絶海の孤島である。古代エジプトみたいにたくさん人がいたわけじゃないし、技術力もそう高くなかったはずだ。いったいどのようにしてあんな大きく重たいものを運んだのか。現地の伝説では、モアイは自分で歩いた――とされているのだという。たぶん、そうなのだろう。

◆読みたい◆
写真でわかる謎への旅 イースター島
イースター島の謎
イースター島の悲劇―倒された巨像の謎

2008年9月5日金曜日

ガラパゴス諸島に行ってみたい


南米エクアドルの西、赤道直下の太平洋上に浮かぶ島々――それがガラパゴス諸島だ。美しい自然のなかで、巨大なゾウガメや恐竜のようなイグアナ、熱帯に暮らすペンギンなど、めずらしい生き物たちが悠々と暮らし、地球最後の楽園といわれ――ていたのはひと昔まえで、いまでは観光客の急速な増加による環境悪化と、外来生物の繁殖による生態系の破壊で、ユネスコの危機遺産に登録されている。行ってみたいとは思うけれど、こういうところは、外から静かに見守るべきなんだろう。

◆読みたい◆
ガラパゴスがこわれる
沈みゆく方舟ガラパゴス
フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌

月に行ってみたい


人類がはじめて月に降り立ったのは1969年――いまから約40年前だ。第一歩を記したのはアポロ11号のアームストロング船長で、以後、アポロ17号まで、合わせて12人の飛行士が月面に着陸している。この時代に月に行っちゃったというのは驚きだけど、テクノロジーが飛躍的に進歩した現在、その後が続かないのはどうしてだろう。40年前でも行けたのだから、いまなら楽勝なハズ。で、そう考えて、本当は人類はまだ月に行ってないんじゃないか――と主張する人もいるわけだ。ならば行くしかない。行って、人類が降り立った痕跡が見つかれば、ほらね――と論争は終結する。だけど、陰謀論を主張する人たちは、このドアはNASAのスタジオにつながっている――と主張するのだろう。

◆読んでみたい◆
人類の月面着陸は無かったろう論
アポロ11号 月面着陸の疑惑~本当に人類は月に降りたのか?~
アポロって本当に月に行ったの?

2008年9月4日木曜日

ストーンヘンジに行ってみたい


世界でもっとも有名なミステリー・スポットといえばここだろう。イギリス南部、ソールズベリー郊外の草原に屹立する巨石群。最大のもので重さ50トンを超えるという巨石がサークル状に立ち並ぶ。先史時代に造られたこの巨石群は、いったいどういう目的で建てられたものなのか。宗教施設、天文台、医療施設、UFOの発着場――と様々な説があるが、最新の研究では、王族の埋蔵場所だったといわれている(「発掘で明らかになったストーンヘンジの謎」)。本当のところはどうなのか、真実を知るためには「どこでもドア」じゃなくてタイム・マシーンが必要だが,墓地とかじゃなく、現代では想像もつかないような、実際に目で見ても理解できないような、そんな使い方であってほしい。

2008年9月2日火曜日

ピサの斜塔に行ってみたい


イタリア北部にあるピサ大聖堂の鐘楼、通称「ピサの斜塔」に行ってみたいのは、もちろん、倒れそうだからだ。だけど、一時は倒壊の危険から観光客らの立ち入りが禁止されていたが、大々的に工事が行われ、いまでは、あと300年くらいは大丈夫だといわれているそうだ。そうなると、まだ行かなくてもいいか――と思ってしまうのが人の心性だから、イタリアの観光局は、安全宣言なんかせずに、もうヤバい!もうヤバい!と危機をアピールすべきだと思う。

◆読んでみたい◆
それでもピサの斜塔は倒れない―知れば誰かに話したくなる地中のこと
探偵ガリレオ
三面記事で読むイタリア

2008年9月1日月曜日

イグアスの滝に行ってみたい


イグアスの滝は南米アルゼンチンとブラジルにまたがる滝で、北米のナイアガラの滝、アフリカのビクトリアの滝とともに世界三大瀑布に数えられている。大小275の滝があり、最大落差80メートル、水量は三大瀑布で最も多い毎秒6万5000トン――と説明されてもまったく想像できないけど、そのくらい桁違いのスケールなのだろう。とくに「悪魔の喉笛」と呼ばれる滝は圧巻らしい。写真で見るとたしかに邪悪な感じがした。もしも地球が平らだったら、最果てはきっとこんな感じだろう。

◆してみたい◆
108ピース イグアスの滝 01-2037
300ピース イグアス国立公園~イグアスの滝~ 73-164
1000ピース イグアスの滝